お金を作ったら、次は将来の激変を避けてお金を守るときが来ます。
注意を怠らず、常に最悪を想定する必要があります。
なぜなら詐欺師は富裕層をまず狙い、貧しい人をひっかけようとする人より楽だからです。
しかし、あなたがある程度の富を構築してお金持ちの仲間入りをすれば、これまで経験したことのない多くの落とし穴があなたを待っています。
多くの億万長者は、配偶者など身近な身内からの訴訟で下り坂をコロコロと転げ落ちてゆきます。
セレブは離婚により悪魔のような配偶者に莫大な財産を奪われているのが多いです。
お金を守る術を身に着けることで、あなたの富はより安定的に拡大を続けることができます。
今回の記事ではそんなお金を守る術を解説します。

億万長者は資産を自分名義にする?

億万長者は資産を自分名義にしているのでしょうか?
基本的に彼らは個人名義ではなく法人名義にして資産を守っています。
法人で資産を持っている方で資金に余裕があれば賠償責任保険を必ず契約しておいてください。
ある日突然巨額な賠償金を支払うことになれば、法人名義のあなたの資産は消失してしまいます。
さらに、1つのビジネスではなく複数のビジネスを立ち上げて個人資産を分散させることで、リスクヘッジをすることができます。

億万長者は派手なライフスタイルをしない

決して派手なライフスタイルで目立たないよう注意が必要です。
どこに落とし穴があるかわかりません。
さらに、派手に目立てば、あなたのお金が狙われるだけではなく妬みを買うことにもなります。
大物ほど意外と派手な生活はしていません。
大きくて目立つ鳥は簡単に撃ち落されるという格言があります。
レーダーをかいくぐり低く飛ぶことで無駄な災難から遠ざかることができます。

高収入貧乏という言葉もある

高収入貧乏という言葉を聞いたことがありますか?
3000万円年収があるのにもかかわらず、派手な生活をすることにより支出が年収近くになってしまい、結果的に普通の会社員と変わらない生活を送っている方もいます。
高級車に乗って自慢したい・・・というような方は要注意です。
億万長者は決して高級車をローンで購入することはせず、税金対策として高級車を買っているはずです。
その違いに気が付かないといけないということになります。

1つの場所に有り金すべてを投入しない

ダイバーシティー(多様性)は、真の富へのカギとなります。
すべての卵を1つのバスケットに入れれば重くなり、バスケットが落ちればすべての卵が割れてしまいます。
それと同様にお金を守ることは一緒です。
必ず様々な箇所にお金を入れて資産を守ってください。

ひとたび富を構築したら、そこへ至るルールを忘れてはならない

はじめて億万長者になった人、宝くじに当選した人は、狂ったようにステータスシンボルを求めて散財を繰り返します。
特に高額な宝くじが当たってしまった人は50%の確率で破産すると言われています。
最終的には、すべてのお金を使い果たすだけではなく借金を背負うようになります。
どのようにして億万長者になることができたのか、そのプロセスを今一度思い出してください。
どれほどの富を築いたとしても、収入の中で生活することを決して忘れないでください。

富の秘密はロックフェラーにある?

アメリカのロックフェラーという大富豪がかつていました。
ロックフェラーは、生涯あるルールに基づいて行動していました。

「あなたの収入の10%をシェア(寄付)」

ジョン・ロックフェラーは子供のときから生涯を通じて収入の10%を教会に寄付していました。
なかなかロックフェラーのようにこのような行動はすることは難しいかもしれませんが、ロックフェラーも収入の10%を社会に還元することで、より多くを得ることができると信じて動いてきたようです。

さいごに

お金を作ったら資産を守ることも必要になります。
どちらかというとマインド的な内容になっていますが、私たちも億万長者になれるように「稼ぐ・守る・増やす」を実践していく必要があります。
資産の守り方を覚えたら百人力です。
頑張っていきましょう!