IFAとは、Independet Financial Adviserの略であり、独立系のファイナンシャルアドバイザーのことです。
独立系という言葉通り、どこの金融機関にも属さずに、中立的に金融商品を扱うことができるのが特徴です。
世界では主流のIFAですが、日本ではまだまだ知名度が低いのが現状です。
今回はそのIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)について、解説していきます。

IFAの発祥

IFAの発祥は金融の父「イギリス」が発祥です。
1980年代から生まれたと言われるIFAですが、日本でのIFAは金融ビッグバンの時代からです。
(金融ビッグバンとは、1996年~2001年に日本で起こった金融改革の総称になります。)
しかし、2000年代に入ってから日本でのIFAは下火になったと言われています。
日本のIFAと海外のIFAは少し定義が変わりますので、本記事では香港やイギリスやシンガポールのような金融立国の各国の金融庁からライセンスを得ているのを「IFA」と定義します。

IFAのメリット・デメリット

IFAはメリットとデメリットがあります。
メリットの方が大きいのでIFAが勧める金融商品はおススメです。

メリット①:自由な金融商品を提供できる

IFAのメリットは、金融機関から独立しているため、自由な金融商品をお客様に選択していただけることになります。
金融機関に属していると、その会社の金融商品を売ることしかできません。
そのため、どうしても利益が見込めない商品も売らなければいけない事態がでてきます。
IFAだと、お客様の利益をしっかりと残すような商品をお伝えできることが魅力になります。

メリット②:海外の商品も扱える

結論から言いますが、日本の金融商品はあまり利回りが良くない商品が多いです。
しかし、IFAは海外の金融商品も扱うことができます。
例えば、海外積立のような商品も扱うことができます。

海外積立で有名な金融商品はRL360(ロイヤルロンドン)の「Quantam」という積立型商品です。
このような商品はIFAを通してからでしか購入できません。

複利で回せるのが海外積立の魅力になります。
複利の大切さは下記の記事でまとめています。

貯金をするだけでなく資産運用をしてみよう!<資産運用のススメ>

メリット③:投資家とIFAがWIN-WINになる

IFAでは、お客様のお金を増やさないと成績になりません。
日本の証券会社も販売手数料を取って利益を得ていくのは一緒ですが、どちらかというと日本は「売り切り」という側面が強いのが現状で、お客様の利益を増やしていくというスタンスではないことが多いです。
しかし、海外のIFAでは、運用益の一部が成功報酬としてIFAに入るため、お客様の利益を増やしていくことが至上命題になります。
そのため、成績の悪いIFAは評価されません。
金融商品を提供する会社からもそのようなIFAは契約を打ち切られることもあります。

デメリット 情報が少ない

日本の金融機関と比較するとどうしても海外のIFAは情報が少なくなります。
基本的にオフショア商品を扱っているので、どうしても情報は少なくなるのはしょうがないです。
しかし、日本は大きなマーケットと捉えているIFAも多く、日本語でのサポートもあるところが多いです。
信頼ができるIFAを選択しましょう。

一番は実際にやっている人からの情報を聞くこと

なかなか情報が少ないIFAなので、一番はやっている人からの情報を聞くことが近道になります。
私自身も海外積立で信頼ができるIFAと出会えたので、それなりの利回りで海外積立ができています。
少しでも資産運用に回して豊かな生活を送る準備をしていきましょう!