今の日本は超低金利時代を迎えており、銀行に預金をしても「0.001%」しか付きません。
例えば、100万円を預金したとしても0.001%の場合は、1000円しかないことになります。
しかし、50代~の方からよく「貯金しておきなさい」とよく言われたことはありませんか?
私も祖母からよくそのことを言われていましたが、資産運用するようになり、「貯金するだけでは意味がない」という結論に至りました。
今回は、なぜ貯金するだけでは意味がないのか?について解説していきます。
目次
8%?以前の日本は高金利だった
若い世代の方はびっくりされるかと思いますが、以前の日本は高金利でした。
例えば、高度経済成長時代の過去最高の普通預金の金利は3.0%、定期預金は5.0%でした。
郵便貯金(ゆうちょ)では、過去最高の金利は脅威の8.0%というデータもあります。
現在の日本は0.001%なので雲泥の差というのがわかります。
金利・複利の大切さは藤田田さんから学ぶ
あの日本マクドナルドの創業者である藤田さんはこう言います。
20歳の頃から毎月5万円を貯金し40歳からは10万円を貯金し続け、30年間一度も引き出さなかった。それでも30年後には預金残高が1億2400万円になっていた。」
これはすごいですね。
何がすごいかというと、毎月5万円×12か月×20年と毎月10万円×12か月×10年を足すと、元本は2400万円になります。
それが1億2400万円になっているのです。
それだけ当時の日本が金利が高かったということになります。

複利の力はすごい
先ほどはマクドナルド創業者の藤田さんの例をとりましたが、複利の力は偉大です。
野村証券にみらい電卓というサイトがあります。
こちらのサイトでシミュレーションしてみます。
5万円×12か月=60万円
年利5%で30年間
で運用したとします。
年利5%で30年間運用すると、元本は1800万円ですが、複利の力で30年後には4000万円になっています。
複利の力を思い知らされますね。やはり貯金だけでなく、これからは年利が高いとこに投資をして着実に増やしていく必要がありますね。
さいごに
「貯金するだけでは意味がない」ということを解説させていただきました。
以前の日本では、貯金をするだけ増えていきましたが、今では少しでも資産運用をしていかないと増えない時代になっています。
まだ若い20代の方は、少しでも増えるものに投資し資産運用をしてはいかがでしょうか?